株式会社イオス

2026.07.21 スタッフブログ

害獣被害が生活圏で急増!

温暖化の影響で拡大!

 こんにちは。㈱イオスバイオテクノロジー推進事業部の松永と申します。

 近年、日本各地で野生動物の生息域が拡大し、人の生活圏でハクビシンやタヌキだけでなく、クマやシカなどのような大型動物の目撃や被害が増加しています。

特にイノシシは、この40年間で分布域が約1.9倍に拡大したことが明らかになっていて、西日本を中心とした生息地域が、現在は北東地域にまで進出し、首都圏周辺でも目撃例が増えています。

 そこで、害獣・害虫忌避剤「撃退パンチ」をご利用中のお客様からお聞きした情報や市街地での被害状況などをまとめてみました。

 まず、活動域の拡大の原因として「耕作放棄地の増加」「中山間地域での人の活動範囲の縮小」「温暖化による積雪量の減少」があります。これまで雪が障壁となっていた高緯度・高標高地域でも生息しやすくなり頭数拡大につながっています。それらの要因が重なり、山岳地でのエサが不

足し、人の生活圏で目撃情報が急増しているようです。

イノシシ被害が急増!

イノシシによる農作物被害は深刻で、全国の被害額は過去10年間の平均で年間約46億円にのぼります。

 また、自動車道や鉄道での衝突事故の増加も懸念されており、今後も温暖化や都市部への人口集中が進むことで、生息域のさらなる拡大が指摘されています。

 各市町村や専門家は、被害が発生する前から地域ぐるみで対策を進めることの重要性を訴えています。

都市部で害獣被害が急増!

一方、都市部ではハクビシンやアライグマの出没が増加しています。

東京都内でも、新宿区や文京区、杉並区などでハクビシンの目撃情報が相次ぎ、2024年度には東京23区だけで約300匹が捕獲されました。ハクビシンは雑食性で、生ゴミや果実など豊富なエサがある都市環境に適応しやすく、天敵も少ないことから、一度定着すると急速に増殖する傾向があるとのことです。

 さらに、特定外来生物に指定されているアライグマも都内各地で確認されています。東京都内のアライグマに関する相談件数は、この11年間で約95倍に増加しました。北海道でも温暖化の影響でアライグマの生息域と被害報告が急激に拡大しています。

見た目は愛らしいものの、非常に凶暴で、人への危害や農作物への被害が問題となっています。

 また、ハクビシンも同様で農作物被害や屋根裏などでの糞尿被害が増えており、捕獲が追い付かない状況になっています。

こうした野生動物の増殖を防ぐためには、家庭菜園の管理や生ゴミの適切な処理など、エサとなるものを放置しないことが非常に重要となってきます。また、野生動物を見かけても安易に近づいたり触れたりせず、行政機関や専門業者へ相談することを必ず心がけてください。

 気候変動は、作物の収穫状況だけでなく野生動物の生態にも影響を及ぼし、結果として私たちの生活にも大きな影響が出ています。温暖化対策への意識を高め、耕作放棄地の活用など地域全体での取り組みが求められています。

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