株式会社イオス

2024.01.20 スタッフブログ

【1月の健康情報】胃や腸の不調を整える健康対策①

寒さ(冷え)や忙しさ、不規則な生活で体が疲れやすく、胃腸の働きも低下しがちな年末年始。
クリスマスの豪 華な食事や正月のお せち料理が加わると、胃腸にさらに負 担がかかってし
まいます。「胃がもたれる」「下痢を起こして しまった」「なんだかお腹が痛い」「食欲が
ない」など、この時季の不調は「胃や腸の疲れ」が原因かも しれません。胃や腸の調子が
悪いと、食欲不振やストレス、肌トラブルなど様々な病気の原因に なってしまうことも。。。
疲れた胃や腸は、消化の良い食事メニューで休ませ、早めに回復させ てあげましょう。

胃と腸に優しい食事とは?
お腹の痛みや胃もたれなど、胃腸の不調が起きた場合には、胃腸を休ませてあげること
が最も大切です。

①まずは水分補給!
人間の体は成人の場合、約60〜65 %が水分です。実は、水分は体温調節をしたリ、体液
として生きるために必要な役割をしていますが、下痢などで胃腸の働きが落ちると体の
水分が必要以上に流れ出てしまいます。そこで、まずは水分補給をすることが大切です。
少量ずつ、こまめに水分を摂りましょう。おすすめなのが、温かい汁ものやカフェイン
の入っていないお茶(麦茶やルイボスティー)などです。また、ス—プの上ずみやスポーツ
ドリンク、果物のジュ—スも、下痢を 起こした際に不足しやすいミネラ ルやビタミンを
一緒に補給するこ とができます。

②食物繊維が少ない食べ物で腸を休ませる!
食物繊維には、栄養素を吸収す るスピ—ドをゆるやかにする作用があります。普段であれ
ば、吸収をゆるやかにすることにはメ リットがたくさんありますが、腸はその間働き続け
ることになり、疲 れやすくなってしまいます。その ため、胃腸を休ませたいときには、
ごぼう、さつまいも、きのこや海藻など、食物繊維の多い食品は控えましよう。細かく切
ると消化しやすくなりますし、食物繊維の多い野菜を食べる必要がある場合には、よく嚙
む、細かく切るなどの工夫をしてください。腸への負担を軽くすることができます。

③脂っこい食べ物は胃もたれの原因に!
体に脂質が入ると、腸での脂肪の消化吸収を促す消化管ホルモンが 出ます。このホルモン
は脂肪の消化吸収を促す一方、胃の運動を抑える作用もあるため、食べたものが胃に たま
り、胃もたれなどの症状が見られることがあります。また、脂質は食物繊維と同様に、消
化吸収に時間がかかるため、胃や腸の負担が多くなります。胃腸の調子が悪い時は、脂っ
こいものも避けるようにしましょう。調理方法を工夫することでも、食材に含まれる油を
減らすことができます。

次回は「手軽に胃や腸の不調を 整える食事法 生活改善法」をご紹介します。

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